遠山武
北九州市小倉北区の旦過市場周辺で起きた火災で、立ち入りが規制されていたアーケード通路の北側約60メートルのうち約40メートルが9日、安全が確保されたとして規制を解除された。市は今月中旬にも、残る区間の規制を解除したいとしている。
市神嶽(かんたけ)川旦過地区整備室によると、アーケードの構造物自体に火災による損傷は認められず、改修は必要ないとしている。そのうえで、通路の新旦過横丁側に高さ2メートルの鉄製の仮囲いを設置。この日午前、その区間の立ち入り規制を解除した。残る区間にも仮囲いを設け、アーケード全区間を通行できるようにする。
立ち入り規制区域内にあった青果店「江里口」の近藤光孝さん(63)は「一般のお客さんが通れるようになり、ありがたい。早く全面解除になれば」と話していた。(遠山武)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル